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きっちんうたまつ

千駄木 鶴の湯

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夫と千駄木へ。

なんだかそこかしこに「上品ななつかしさ」が漂っている町だ。

加賀前田藩の支藩、大聖寺藩主松平備後守の屋敷だったらしい「須藤公園」へ。
池の水がちょっときちゃないけど、緑が豊かで起伏に富んだ地形も面白い。

夫がはしゃいで遊んだ水色のブランコは、夜に漕ぐと少しセンチメンタルになりそう。
池のほとりではおじいさんがラジオでナイターを聞きながら、ビールをぐびぐび飲んでいた。
なんかイイね。冷えたビールがないなんて♪

しかし
「エアガン等の危険な遊びは止めましょう」
「この池の中に、ブラックバス、ブルーギル、スッポンなどを入れないで下さい」
の注意書きが気になる。こんなに平和そうな公園にも、そんな悪いやつが出るのか!

特に池の注意書き「小魚が全部たべられてしまい、かわいそうです」の一文が涙を誘う。
そんなやつ、ピラニアに喰われてしまえ!小魚のかたきじゃギョギョーッ!

そーいえば、夫と初めてのデートだかなんだかをしたとき「顔がさかなクンに似ている」と言われたんだった・・・。
複雑な気持ちを抱きつつ、本日のお風呂千駄木5丁目の鶴の湯を目指す。

路地を抜けると視界がぱっと開けて、お城に行き着いた!
・・・と思ったほど、レトロで立派な東京型銭湯が堂々と建っていた。

玄関、脱衣所共バリアフリーに改修されている。
お手洗いも車椅子で入れる造り。キレイで快適!

浴室へ。

目の前に広がる紺碧の富士山。
「不二」とも書く唯一無二の、日本一の霊峰。
お風呂屋さんには男女の境をまたいで、ひとつの富士山が描かれていることが多いらしい。
(もしくは男湯は富士山で女湯は別の風景、とか)

しかしここ鶴の湯は男女にひとつずつ富士山のペンキ絵がある。
富士だけど、不二じゃない。
ふだん半分ずつ見ることが多い富士山の姿が丸ごと拝めるのって、なんだか得した気分♪

ちなみに男湯は赤富士(朝日の富士?)らしい。女湯の碧富士と対をなしていて素敵だ。

なかなかお客さんの回転が早い銭湯で、子供の数も多い。うんうん、良いことだな~。
兄弟姉妹や友達同士で「富士山って赤いんだぜ!」「ちがうよ、富士山は青いのよ!」と言い合ったりするのかな。
そういう会話ができる環境って良いなあ♪

子供じゃなくなってもうウン十年たつ私。
でも大人なので冷えたビールで富士山に乾杯!

銭湯めぐりは楽しいし、大人になって本当に良かった。



by utamatsu2655 | 2011-07-20 22:16 | 銭湯

銭湯探訪日記と日々のささやかなことを書いてます。
by utamatsu2655

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